小1の娘が学校に行きたくないと言った日②

不登校、、、と調べると“自己肯定感”という言葉をよく目にしました。

その言葉を目にするたびに胸が痛みました。なぜなら、娘の言動に自己肯定感の低さを前々から感じていたからです。

 

私は学校に行けなくなった娘とどう向き合っていくのか。本人が行ける様になるまで仕事も休んで寄り添うのか、専門の機関を探してあげるのか。1ヶ月以上朝から晩まで考えて検索したり本を読んだりしていました。

それでもこれは良い!と思える方法は見つけることができず、その度に『私があの時もっとこうやって育ててあげれていたら、、、娘はこうならなかったはずだ、、、』と何度も自分自身を責めてしまっていました。

 

私は娘の“自己肯定感の低さ”に心当たりがあったのです。

丁度自我が芽生えてくる2歳頃の娘は“天神乱漫でとにかく面倒見の良い子”でした。

お友達と遊んでいても、うまく入れずに困っている子の手を引いて輪に入れてあげたり何事にも好奇心旺盛に取り組む明るい子でした。

 

ですが、幼稚園に入ってしばらくしてからどんどん自分に自信を失くして行ってしまったのです。きっかけはきっとたくさんあったのだと思うのですが、私がその都度うまくフォローできていたら、、という後悔が不登校になったことで大きくなってしまったのです。

私のフォローが足りなかったせいでと悔やむ気持ちをバネに、『今からでもまだ間に合う!絶対に私が娘の自信を取り戻して見せるんだ!』と

『私流!りんだけに通用する自己肯定感を高める方法!!』を毎日考えました。

 

まず、自信のない娘が一番食いついたもの。それは『きみのこころをつよくするえほん』という絵本です!

 

 

きみのこころをつよくする えほん [ 足立啓美 ]

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感想(4件)

 

 

絵本の内容は、モヤモヤする気持ちとの向き合い方や不安な気持ちとの向き合い方で大人はよくある内容だな〜と思うかもしれません。

でも、この絵本の内容を親の口から説明されるのと絵本を通して可愛い絵と噛み砕いた文章で聞くのは全く伝わり方が違うんです!

1番最初に読んだときは『え〜?そうなの?嘘だ〜』と言っていた娘も、毎日毎日寝る前に読み続けることで、学校であった嫌な出来事と絵本の内容を交えながら今日学校でこんな時にこの絵本思い出したんだよ!と教えてくれる様になったのです。

 

私の言葉では意味がなかった言葉も、絵本があれば響くんだ!と2ヶ月くらい暗闇を模索していた私にはこの絵本が一筋の光に見えました。